
創業以来、札幌市を中心として廃棄物の収集運搬を行ってきた北清企業では、平成15年2月に「札幌市生活条例」が施行され、自動車の使用に伴う環境負荷の低減が求められるようになったことを受けて、その年の8月、業務用の廃棄物収集運搬車両の燃料として、バイオディーゼルの製造を開始しました。
年間196klの廃食油をバイオディーゼル化しています。
2007年2月より地域社会の発展や環境問題への対応に貢献する企業活動の一環として取組んでいます。公共施設や事業所などから排出される使用済み天ぷら油を精製しバイオディーゼルとして再生させ、現在12台のごみ収集車などの燃料として使用しています。
また、より多くの方にBDFや地球温暖化に対する理解を深めて頂くよう環境学習や見学も実施しています。今後はより地域の方々にご協力頂き家庭用廃食油のステーション回収に取組んで生きたいと考えています。
北斗運輸株式会社では、東京都による中小企業経営革新支援法に基づく助成金が承認されたことを受け平成19年7月よりバイオディーゼル事業に取り組むようになりました。
バイオーディーゼル導入のきっかけは、燃料費のコスト削減による経営体質の強化とCO2削減を含めた環境保全への取り組み。
同社では他社に先駆け、圧縮天然ガス(CNG)車やデジタルタコグラフを導入。環境・安全に対応した運交体制の確立は取引先の荷主からも高い評価を得、結果として他社との差別化を図ることができています。
また、同社の長尾社長は府中調布狛江トラック事業協同組合理事長も兼務しており、バイオディーゼルの普及により、環境への貢献を行い、運輸業界全体のコスト削減による業界の活性化を図るためにも頑張っていきたいとのこと。
現在 精製されたバイオディーゼル燃料は自社の車両に使用するだけだが廃油の回収量も順調に増えており、今後は精製装置を増やし同業他社への販売も考えている。また、将来的にはバイオディーゼルの普及に向け、エコスタンドの設立を構想している。
知的障害者の就労支援施設として80名ほどが入所する「就職するなら明朗塾」において、就労支援の一環と社会貢献に取り組む活動として、平成16年から知的障害者らによる食用廃油の回収とバイオディーゼル燃料化事業を実施。
食用廃油は、近隣の学校給食センターやスーパー、事業所などから回収するほか、地域住民と協力して「廃油回収ステーション」を設置し、一般家庭で排出される食用廃油の回収も実施。
精製した燃料は、行政機関(市クリーンセンターなど)、農業者や事業者などに販売。
障害者らが主体となって回収・精製・販売を行い、資源循環活動に取り組んだことで、新たな地域との連携・交流も誕生。
将来は「障害者による収益事業」として、株式会社化し自立させていくことを検討。
平成18年度バイオマス利活用優良表彰
農林水産省農村振興局長賞
特に評価されたところ
廃食用油の回収、精製、販売の取組を通じて、知的障害者と地域の連携・交流を生み出すとともに、バイオマスの利活用を通じて障害者の就労・社会参加を実現する自立型ビジネスモデルの創出に模索している点を評価。
知的障害者の就労支援施設として30名ほどが入所しています。
平成16年から知的障害者らによる食用廃油の回収とバイオディーゼル燃料化事業を実施。
食用廃油は、近隣の学校給食センターやスーパー、事業所などから回収しています。